2026年5月26日火曜日
もしもチューリップで虹を表現したら
もしも、空にかかる虹を、
チューリップで表現できたら。
それはきっと、
空を見上げる虹とは少し違って、
足元から心を明るくしてくれる虹になるのだと思います。
赤いチューリップが咲き、
その隣にオレンジのチューリップが続く。
黄色、緑、青、紫へと、
花の色がなだらかにつながっていく。
空に浮かぶ虹は、
雨上がりの一瞬だけ見えるものですが、
チューリップでできた虹は、
風に揺れながら、そこに咲いていてくれる。
近づけば、
花びらの一枚一枚に光がのっていて、
色がただ並んでいるだけではなく、
それぞれが小さな春を持っているように見える。
赤は少し元気で、
黄色はあたたかくて、
青や紫は静かに美しい。
その全部が集まることで、
ひとつの大きな虹になる。
もしもそんな場所があったなら、
そこを歩くだけで、
少しだけ気持ちが軽くなりそうです。
悩みが消えるわけではないけれど、
きれいなものを見た瞬間だけ、
心の中に明るい余白ができる。
チューリップでできた虹は、
空へ向かってかかる橋ではなく、
地面に咲いた希望の道なのかもしれません。
見上げる虹も美しいけれど、
歩いていける虹があってもいい。
もしもチューリップで虹を表現したら、
それは春がそっと作った、
いちばんやさしい奇跡のような景色になると思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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