もしも宇宙人がいたら、最初に考えるのは怖さかもしれません。
映画のように大きな宇宙船でやってきて、空を覆い尽くすような姿を想像すると、やっぱり少し身構えてしまいます。
けれど、宇宙人が本当にいるとしても、必ずしも地球を攻めに来る存在とは限らない気がします。
もしかすると、遠い星のどこかで、私たちと同じように空を見上げているだけかもしれません。
「この広い宇宙に、自分たちだけなのだろうか」
そんなことを考えながら、星の光を眺めている宇宙人がいても不思議ではありません。
もしも宇宙人が地球を見つけたら、地球の青さに驚くのでしょうか。
海があり、雲が流れ、森が広がり、夜には町の明かりがきらきらと光っている。
私たちには当たり前の景色でも、遠い星から来た存在にとっては、奇跡のように見えるのかもしれません。
逆に、私たちが宇宙人の星を見たら、きっと言葉を失うと思います。
空の色が違ったり、海の形が違ったり、建物の考え方も、暮らし方も、まったく違うかもしれません。
でも、どんなに姿や言葉が違っても、そこに暮らすものたちにも、きっと毎日があるのだと思います。
朝のような時間があり、夜のような時間があり、誰かを待ったり、何かを大切にしたりする気持ちがあるかもしれません。
宇宙人がいると考えると、地球は急に小さく感じます。
けれど同時に、自分の悩みも少しだけ小さく見えてきます。
広い宇宙の中で、私たちは小さな星に住み、小さな一日を積み重ねています。
その小ささは、寂しいものではなく、少しだけやさしいものにも思えます。
もしも宇宙人がいたら、すぐに会えなくてもいいのかもしれません。
ただ、どこか遠くに誰かがいる。
同じ宇宙の中で、別の空を見上げている存在がいる。
そう考えるだけで、夜空の見え方は少し変わります。
星はただ光っているだけではなく、遠い誰かの世界につながっているように感じます。
もしも宇宙人がいたら。
それは怖い話ではなく、この宇宙が思っているよりずっと広くて、ずっと不思議で、まだ知らない物語に満ちているということなのかもしれません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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