2026年3月31日火曜日

もしも月に行って月から地球を見たら

月から見た地球

もしも、本当に月に立つことができたなら。
きっと最初は、言葉を失うと思う。

足元には、灰色で静かな世界。
音も風もなく、ただ自分の鼓動だけがやけに大きく響く。

そして、ふと顔を上げたとき。
そこに浮かんでいるのが、あの地球だったら。

青くて、白くて、やさしく光っている丸い星。
いつも自分が立っていた場所が、遠くにぽつんと浮かんでいる。

あの中に、街があって。
人がいて。
日常があって。
悩んだり、笑ったりしている自分がいる。

そう思った瞬間、
今まで抱えていたいろんなことが、
少しだけ小さく見えるかもしれない。

大きいと思っていた悩みも、
どうしようもないと思っていた不安も、
あの青い球の中の、ほんの一部なんだと気づく。

でも同時に、きっとこうも思う。

「あそこに帰りたいな」と。

あの小さな星の中に、
自分の大切なものが全部詰まっていることに気づくから。

もしも月から地球を見たら、
世界は広いのに、とても愛おしく見える気がする。

遠く離れて、初めてわかること。
きっとそれは、どこにいても同じなのかもしれない。

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