ときどき、理由もなく「あれが欲しい」と思う瞬間がある。
それは必ずしも高価なものではない。
特別に必要なものでもない。
それでも、なぜか心のどこかで「あれが欲しい」と思ってしまう。
新しい本だったり、少し便利そうな道具だったり、
あるいは、ただの小さな雑貨だったりする。
不思議なことに、そう思う瞬間は突然やってくる。
街を歩いているときや、ネットを見ているとき、
あるいは何もしていないときでも。
「あれが欲しい」という気持ちの正体は、
もしかすると物そのものではないのかもしれない。
それを手に入れたときの、少しだけ楽しい気分。
新しいものを持ったときの、小さなワクワク。
そんな未来の気分を、心が先に想像しているのかもしれない。
だから人は、ときどき「あれが欲しい」と思う。
それは物を求めているというより、
少しだけ楽しい未来を欲しがっているのかもしれない。
そう考えると、「あれが欲しい」という気持ちも、
なんだか少しだけ面白く思えてくる。
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