こんにちは。もしもシリーズ、今日もゆるっと妄想を広げていきます。
今日のお題は「もしも夕焼けが、一日に3回見られる街があったら」です。
まず、その街の一日を想像してみる
朝、目が覚めて窓を開けると、空がうっすらオレンジ色。
「あ、今日の1回目が始まってるな」
そんなふうに一日がスタートする街。
1回目の夕焼けは、朝の7時ごろ。
2回目は、お昼をちょっと過ぎたころ。
3回目は、夜になる少し前。
この街の人たちは「夕焼けの時間やから、ちょっと外出よか」と、まるで電車の時刻を確認するみたいに空を見上げています。
1回目の夕焼けは「いってらっしゃい」の色
朝の夕焼けは、少し眠たげなやさしい色をしていそうです。
通勤や通学の道すがら、空がじんわり染まっていく。
「今日もがんばろか」と思える、背中をそっと押してくれる色。
月曜日の朝でも、空が赤く染まっていたら、ちょっとだけ許せてしまう気がします。
憂うつな気持ちって、きれいな景色の前だと、意外とおとなしくなるんですよね。
2回目の夕焼けは「ひと休み」の合図
お昼すぎの夕焼けは、きっとこの街のブレイクタイム。
仕事の手を止めて、コーヒー片手にベランダへ。
学校の窓際では、先生も生徒もそろって空を見上げる。
お店の前では、店員さんが「ちょっと見てきてええですか」と外に出ていく。
そんなゆるい空気が、街全体に流れているはずです。
「忙しいから無理」と思っていた人も、2回目の夕焼けだけは見逃さない。
気づけば、ちゃんと休む習慣が自然と身についている街です。
3回目の夕焼けは「おつかれさま」の色
そして一日の終わり、3回目の夕焼け。
これが一番、胸に染みるやつでしょうね。
帰り道、川沿いを歩きながら見上げる空。
今日あったいろんなことが、オレンジ色の中にゆっくり溶けていく。
嫌なことも、うまくいかなかったことも、「まあ、ええか」と思えてくる。
3回見られるとはいえ、最後の1回は特別。
なんとなく、1回目より2回目より、ちょっとだけ長く眺めてしまいそうです。
ただし、ちょっと困ることもありそう
とはいえ、いいことばかりではないかもしれません。
- 夕焼けを見すぎて、なかなか家に帰れない
- 「夕焼けが3回もあるなら、時間はたっぷりある」と油断して、予定がずるずる遅れる
- 毎回きれいな空に感動しすぎて、感動の基準が上がってしまう
特に3つ目は、地味に怖いところです。
1日3回、きれいな夕焼けが当たり前になったら、「今日の夕焼けはまあまあやな」なんて、ぜいたくなことを言い出すかもしれません。
結局、夕焼けってなんで心に残るんやろう
ここまで妄想してみて、あらためて思いました。
夕焼けって、1日に1回だから特別なんですよね。
「今日はたまたま空を見上げたら、きれいだった」という偶然があるから、心に残る。
もし1日3回あったら、街の人たちは、きっと今よりもっと空を見上げるようになるはずです。
けれど同時に、1回だけの夕焼けを大切に見ていた気持ちも、どこかで大事にしているんじゃないかなと思います。
まとめ
もしも夕焼けが、一日に3回見られる街があったら。
- 朝は背中を押してくれて
- 昼はひと休みさせてくれて
- 夜は一日を労ってくれる
そんな、空に見守られながら暮らす街になりそうです。
現実には夕焼けは1日1回ですが、たまには仕事や家事の手を止めて、空を見上げてみるのもいいかもしれません。
自分だけの「3回目の夕焼け」は、案外、そのへんの帰り道にあるのかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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